マッチレポート:[関東1部]第7節 vs バディランツァーレ

  • 2019-08-25
  • 2020-03-17
  • Report

SuperSports XEBIO 第21回関東フットサルリーグ1部 by PENALTY
第7節
2019.08.24(土)
常総市水海道総合体育館


vs バディランツァーレ

● 1−10


得点経過

0−1 ランツァーレ
1−1 岡野
1−2 ランツァーレ
1−3 ランツァーレ
1−4 ランツァーレ
1−5 ランツァーレ
1−6 ランツァーレ
1−7 ランツァーレ
1−8 ランツァーレ
1−9 ランツァーレ
1−10 ランツァーレ

※筆者の速報記録の為、公式記録と異なる場合があります。予めご了承ください。

SuperSports XEBIO 第21回関東フットサルリーグ1部 by PENALTY(以下関東リーグ)の第7節。リガーレ東京(以下リガーレ)は茨城県の常総市水海道総合体育館で、バディランツァーレ(以下ランツァーレ)と対戦した。

関東リーグ5試合を終えて2勝3敗。連敗中のリガーレとしては勝敗のバランスを戻すべく、リーグ首位のランツァーレに挑む形での一戦となった。

リガーレ東京のスターティングメンバーと登録メンバーは下記の通り。

今節はno3坂本が欠場し、no9木村が今季2度目のベンチ入り。ファーストセットの坂本の位置にはno19森が入り、最後尾からチームを引き締める陣容となった。

激しい幕開け

のどかな風景と、あふれる自然に囲まれた水海道総合体育館。その風景と相反するかのように、試合はいきなり動いた。

リガーレは前半開始直後、ランツァーレに縦パスをペナルティエリア(以下PA)の手前のスペースに入れられ、GKとフィールドプレイヤー(FP)の間に走りこまれると、ボレーシュートを許し、ゴール右隅へ決められて先制点を許してしまう。

いきなりの失点を早い時間で取り返したいリガーレは、この試合で最後尾に入った森のファーストシュートで攻撃のスイッチを入れると、前半3分に右コーナキック(以下CK)でno4碓井がゴール前に早いパスを送り、岡野が右足のハーフボレーでゴールネットを揺らし1-1。試合を振り出しに戻す。

2戦連続のゴールを決めたno10岡野(写真中央)

拮抗する気持ち

前半4分にはno14米谷からの右キックインを起点に、この日セカンドセットの最後尾に入ったno2小仲が右足を振り抜き強烈なミドルシュート。鮮やかな弾道はゴール左隅を捉えたものの、相手GKの好セーブに阻まれた。

その後、前半の中盤以降は両チームの気持ちがぶつかり合う拮抗した展開。

高い位置からのプレスと、GKのクリアランスを縦にシンプルに入れて攻撃を押し上げるランツァーレに対し、リガーレは自陣の第2PK付近から距離を詰めて集中したディフェンスを見せる。

前半5分にはGKと1対1になりかけた相手ピヴォに収まりそうなボールを、no2小仲がスライディングでカットし気持ちを見せると、前半7分にもゴール前で押し込まれたシュートを柴田が連続セーブで”1点もの”のピンチを救う。

攻撃では前半9分、相手のパスミスから攻撃に転じ、左サイド深い位置に走り込んだno5田嶋がマイナスに落としたボールに碓井が走り込んで狙いすました得意の左足。鋭い弾道で対角のゴール右隅をとらえるが、これもランツァーレGKの好セーブに阻まれる。

その後もno24相原、no8菊池、岡野らのシュートでゴールに迫り続けるリガーレだったが、前半19分、右サイドのタッチライン際で柔らかな縦パスに反応したランツァーレの選手が抜け出すと、懸命にカバーに入った森とクリアに飛び出した柴田が交錯し、”エアポケット”に落ちたこぼれ球を流し込まれ1−2。

リガーレは1点ビハインドで前半を折り返した。

 

前半中盤の直接FK。強烈なシュートはリガーレ守備陣が壁でブロック。
ファーストセットの最後尾に入り攻守のバランスを取り続けたno19森。
no24相原も切り返しからシュートを放ったが相手GKがセーブし得点ならず。

ターニングポイント

ランツァーレのキックオフで迎える後半。結果的にこの試合の”ターニングポイント”はその最初のプレーだった。

リガーレはキックオフ直後に浮き球を自陣の右奥のエリアでキープされゴール前への折り返しを許すと、中央で合わせられて失点。その直後にも左サイドからミドルシュートを許して1−4。リガーレとしては後半早々にビハインドが広がってしまう苦しい展開に。

後半中盤には流れを変えるべくno9木村、no12眞境名がコートに入り、積極的にシュートを仕掛けて可能性を見せるが、得点には至らず。

その後も1点ずつ取り返したいリガーレだったが、状況に応じてプレッシャーのラインを変えつつ、中央のスペース封じと球際で強さを見せるランツァーレのディフェンスを崩せず、逆にセットプレイやカウンターから精度の高い攻撃を受けて連続失点。

前半は直近2試合と比較して気持ち・プレー精度の両面で明らかに良くなった印象を受けたリガーレだったが、結果的に後半序盤の失点が響く形となり、最終的に9点差で試合終了の笛を聞いた。

 

関東リーグ初出場ながら積極的にシュートを放つなど、印象的なプレーが光ったno9木村。

結果的に後半開始直後の連続失点が響いた今節。後半にセットプレイやカウンターから連続失点を許した。

 

 

 

LIGA Voice

 

No.9 木村崚介選手



Q.今日の試合で意識していたポイントは?

チームとしてもこれまでの連敗を切り替え、ポジティブに捉えて戦う必要があった中で、「苦しい時こそリガーレらしく」という姿勢でベンチから盛り上げる声を意識していました。


(関東リーグ初出場について)
自分の特徴がシュートなので、打てそうな場面では”積極的に打っていこう”と決めていたのですが、初出場の緊張もあって普段よりも出来なかったシーンが多かったので悔しいです。また出場機会がワンポイントでも、他のセットのメンバーがその間に少しでも体力を回復し、チームとして勢いをつけられたらと思ってプレーしました。



Q.次節に向けて意気込みを。

もしまた仮にベンチに入れる機会を頂けたら、とにかく声を出してチームを盛り上げたい。”声を出してチームを盛り上げる”トップチームに憧れ、サテライトでもベンチにいるときはずっと声を出してチームを盛り上げることを意識し続けてきました。チームとして勝ち点3を目指して、頑張っていきたいと思います。

 

No.2 小仲貴文選手


Q.今日の試合を振り返ると?

試合開始早々に先制点を許し、(一度は同点に追いついたが)後半早々にも2点を許してしまった。関東リーグは各チームの実力が拮抗しており、先行された展開で取り返すことが非常に難しい中で、リガーレとして厳しい展開となってしまったと思います。


Q.今日の試合、攻守で意識していたことは?

今節は坂本選手が欠場したため、普段とは違うセットに入ることになり”手探り”なところもあったのですが、守備では”自分がフィクソとして相手のピヴォを絶対に抑える”という意識でプレーし、攻撃ではシンプルにシュートで終わる意識をもってプレーしていました。

(惜しかったミドルシュートについては)
自分はシュート力が有るほうではないので、GKにキャッチされないよう、弾かれてもこぼれ球が自分達のボールなれば…というイメージで打ちました。


Q.次節への意気込みを。

試合後に西野監督からも話があったのですが、チームとして一つにまとまる必要があります。選手それぞれ、いろんな想いや考えがあると思いますが、誰にも正解はわからない。だからこそ、「監督を信じ、チームが一つになり、全員が同じ方向を向く」こと。そして「その方向を正解にしていく」ことが大事だと思うので、チーム一丸となって次の試合に望みたいと思います。

 

 

photographic by @oitam3

 

NEXT GAME

浮上のきっかけを掴みたい箱根の戦い

写真引用:関東フットサルリーグ公式Facebook

関東フットサルリーグ1部 第8節
2019.09.01(日)
星槎レイクアリーナ箱根 11:00キックオフ
vs バルドラール浦安セグンド

リガーレは次節、”関東アウェイロード”の2戦目を箱根で迎える。

対戦相手のバルドラール浦安セグンドはいわずとしれたFリーグクラブの下部組織として有力選手が揃う強豪クラブ。リガーレとしては勝ち点3差で追いかける相手との一戦で、浮上のきっかけを掴みたいところだ。

会場の詳細は下記のリンクを参考に。

http://hakone-lakearena.com/

 

リガーレ”勝手に”用語集

(※不定期更新)

 

Presentedby @ligaken

 

【あ行】

■碓井の流鏑馬(うすいのやぶさめ)

no4碓井選手が一試合で第2PKを2本以上射抜いた際に用いられる神事。その様。

 

■うちの子(うちのこ)

リガーレ東京サポーター内で、選手たちを親しみを込めて話題にする時に使われる呼称。派生として複数形になることもある。

 

(例)

「うちの子はああいう場面でおとなしいからな〜…」

 

■おにぎり

no14米谷選手とno40塩選手をセットで呼ぶときの呼称。由来は両者の名前の”米”と”塩”から。名付け親は諸説あるが高橋代表説が濃厚。

 

【た行】

■チームの為 自分の為(ちーむのため・じぶんのため)

リガーレ東京マインドを全身で体現してきた元No.10松浦英選手(現コーチ)の座右の銘。”自分”ではなく、”チーム”が前に来ているのがポイント。
 

■ツインタワー(ついんたわー)

no10岡野選手とno19森選手の2人をセットで呼ぶときの呼称。長身のピヴォ2名がそびえ立つ様子を表現。

ちなみにリガーレ東京の前身のデルソーレ中野時代にも岡野・安川(敦士選手)の両名が前線にそびえ立たった時代があるものの、当時は”ツインタワー”とは呼ばれていなかった模様。

 

■TJ(てぃー・じぇい)

リガーレ東京ロコスに所属するno15武田潤選手の別名。一部関係筋ではそのプレースタイルから”とっておきのジョーカー”と訳されることもある。

 

■鶏肉(とりにく)

no21藤原選手のTwitterに頻出する食材。

 

 

Infomation

※1 今節の「勝手にタイムアウト」はお休みします。
※2 次節のバルドラール浦安セグンド戦の試合レポートは、筆者の事情よりお休みします。

それではまた次回お会いしましょう! 

 

  

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東京都葛飾区をホームタウンに活動するフットサルクラブ「リガーレ東京」を応援する非公式ブログです。

リガーレ東京トップチームが所属するSuperSports XEBIO 第21回関東フットサルリーグ1部 byPENALTY(関東フットサルリーグ1部)の試合レポートを中心に、リガーレ東京の「今」と「人」にフォーカスをあてた情報を発信していきます。

 

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