マッチレポート:[関東1部]第9節 vs ファイルフォックス八王子

  • 2019-09-07
  • 2020-03-17
  • Report

 

SuperSports XEBIO 第21回関東フットサルリーグ1部 by PENALTY
第9節
2019.09.07(土)
常総市水海道総合体育館

vs ファイルフォックス八王子

● 2−4


得点経過

0−1 ファイルフォックス
0−2 ファイルフォックス
1−2 森
2−2 田嶋
2−3 ファイルフォックス
2−4 ファイルフォックス


※筆者の速報記録の為、公式記録と異なる場合があります。予めご了承ください。

 

SuperSports XEBIO 第21回関東フットサルリーグ1部 by PENALTY(以下関東リーグ)の第9節。リガーレ東京(以下リガーレ)は茨城県の常総市水海道総合体育館で、ファイルフォックス八王子(以下ファイル)と対戦した。

関東リーグは早くも前半戦のラストゲーム。前節のバルドラール浦安セグンド戦を6−4で勝利したリガーレにとっては、今後の巻き返しを図る上で弾みをつけたい一戦。

今節のリガーレのスターティングメンバーと登録メンバーは下記の通り。

先発はno53柴田、no6清水、no14米谷、no24相原、no30関口。相原と関口は今シーズン初先発となった。

 

 

ミラーゲーム

ピヴォを活用しながら後方でボールを回し、攻撃の形を作るチームスタイルである、リガーレとファイルの両チームの戦い。

前半開始早々、米谷のファーストシュートで幕を開けた ”ミラーゲーム” の一戦は、序盤から拮抗した展開となる。

この試合初めての決定機は前半5分。リガーレは敵陣でパスミスをカットされて独走を許し1対1の場面を作られるも、ペナルティエリア(以下PA)から飛び出した柴田がスライディングカットでピンチを防ぐ。

その後攻撃のリズムを取り戻し、やや優勢に試合を進めていた印象リガーレだったが、前半7分に中盤でショートカウンターを許すとPA左手前で相手の深い切り返しからシュートまで持っていかれ、先制点を許し0−1。

さらに前半9分には、敵陣のキックインからシンプルにパスを繋がれて左サイドの突破を許すと、対角へのファーパスをきれいに合わせられて2点を追う展開となった。

今季初先発で前線に入った関口。コートをワイドに使うべく精力的に動く姿が印象的だった。

反撃の口火

前半13分にはショートカウンターから決定機を作られかけるが、これは相原が懸命に戻ってスライディングでブロック。前半14分には米谷がカウンターの阻止で相手選手を倒してしまい警告を受ける。

少ない好機を見逃さないファイルと、惜しいシーンは多々作れているがネットを揺らすことができないリガーレ。

時間の経過とともに攻守の展開が早くなる中で、リガーレにとってはもどかしい展開が続いていたが、前半終盤に再度流れが傾き始める。

no10岡野とno19森の両名を起点にしてボールキープからリズムを生み出すと、前半18分に左サイド深い位置でのFKから、最後はno4碓井が左足のミドルシュート。

相手選手に当たりコースが変わったボールは、GKがゴールライン寸前で抑えて得点ならず。

その直後の前半19分、左CKから田嶋がマイナスにショートパスを出すと、走り込んだ森がPA左手前の位置から対角に鋭いミドルシュート。対角のサイドネットに突き刺して1点を返し、前半を折り返した。

前半終盤、田嶋のショートコーナーから対角へのシュートを決めた森。

激戦の果てに

後半開始早々から攻勢を強めるリガーレは、キックオフ直後に左サイドをドリブルで突破したno6清水が対角へシュートを放つが、相手GKの好セーブに防がれる。

その直後の後半2分、敵陣右サイドの深い位置でボールをキープした岡野がマイナスへ落とし、走り込んだ田嶋が右足”一閃”。

伸び上がった弾道は対角のクロスバーを叩きながら豪快にゴールネットを揺らし、2−2の同点に追いつく。

その直後にも、森が柔らかな縦パスでチャンスを作り出すと、田嶋が左サイドを走り込みGKと1対1。これは相手GKが飛び出しブロックされ追加点ならず。

リガーレの時間帯が続いていた後半5分、ハーフウェーライン付近の攻防でボールをカットされてドリブルで持ち込まれると、ゴール前の混戦のこぼれ球でフリーでシュートを許して2−3。

 

その3分後にも、敵陣でのCKの混戦のこぼれ球を拾われて独走を許すと、最後はファーパスをあわせられて2−4。

再度2点のビハインドを背負ったリガーレは、後半中盤にピヴォに入った菊地が前線で起点となり惜しいシュートを何度か放つものの、相手GKの攻守に阻まれ得点ならず。その後も相原・米谷らが際どいミドルシュートを放ったが、ネットを揺らすことができない。

後半残り2分には、碓井をGKに置いたパワープレーを仕掛けたリガーレだったが、自陣に引いてしっかりと中を切るファイルディフェンスを崩し切ることができず、2−4でタイムアップの笛を聞いた。

後半途中に前線で起点となり、惜しい場面も作り出した菊地。

後半終盤には碓井をGKに置いてパワープレーを仕掛けるが、最後まで得点は奪えなかった。

 

 

LIGA Voice

 

No.5 田嶋健一 選手


Q.今日の試合を振り返ると?


リーグ戦の前半戦最後の試合を勝って、勝敗を五分に戻したい気持ちがありました。ファイルフォックスは”ライバル”のような関係で、毎シーズン良い試合になることがわかっている中で、自分たちも一週間準備してきたのですが、足りない部分が多く、その結果がスコアに現れたかなと感じています。


(1点目のアシストについて)


コーナーキック。サスーンさん(no4碓井)がディフェンスに警戒されていることが見えていた中でオサム(no19森)が良い動きをしてくれたので、キッカーとしてディフェンスが届かない場所に出す意識でパスを出しました。ゴールはオサムの技術力の高さが光ったゴールだと思います。


(同点ゴールについて)


オカ(no10岡野)が時間を作って、足裏でやさしいパスを落としてくれた。(状況としては)フリーだったので、日々の練習でも心がけている”強いシュートを打つ”という意識で打ちました。普段は上にふかしてしまうことも多いのですが、上手くコースに飛んだので少し自分でもびっくりしています(笑)


Q.今日の試合で意識していたポイントは?

ピヴォを使って”3−1”の形を作りしっかりと攻めてくるチームだったので、守備ではピヴォにボールが入ったあとの押し上げに対する対応やカバーリング、1対1を意識し、攻撃ではカウンターに転じたときに前へ出たり、ピヴォを使うためのボール回しを意識しました。

自分はそこまで技術が高くないので、攻守で走り回ってカバーしたり、シンプルにボールを預けるという点をこの試合に限らず意識しています。



Q.リーグ後半戦に向けての意気込みを

まずは負けた試合(5敗)を絶対に取り返さないといけないし、勝った試合も相手が強い気持ちで臨んでくる中で、受け身にならずに”返り討ちにする”気持ちでやらないといけないと感じています。

順位も下から数えたほうが早い状況なので、ここから巻き返すために、本当に強い気持ちをもって、後半戦の8試合を全部取りきるつもりで、チームがひとつになって取り組んでいけたらと思います。

 

No.19 森脩 選手


Q.今日の試合を振り返ると?

失点のほとんどが数的不利の状況でのカウンターでした。GKが防ぐのが難しい失点だったので、最後の場面でもう一枚戻っていたり、もう一本滑ることで失点が減らせたのかなと感じていて、この点を1ヶ月後の試合にどう修正していくかが大切です。
またリガーレは守備のチームなので”前半でどれだけ我慢できるか”という視点で、失点の形を見直していかなければならないと感じています。




Q.今日の試合意識していたことは?

三井選手などFリーグで活躍していた力のある選手達と対戦するのが楽しみだったので、自分自身楽しみながらフィクソとしてプレーしました。また、自分の特徴でもある身体(の強さ)とシュートも意識していました。


(1点目のゴールについて)


自分も含めた4人(田嶋、岡野、碓井)のセットで練習してきた形。サスーンが警戒されていたのがわかったので、田嶋とアイコンタクトから生まれたゴールですが、自分が勝手に動いたので反応してくれた田嶋にも感謝。腐っても同い年だなと(笑)


(田嶋選手へのチャンスメイクも光っていた印象だが)

意識していました。このセットの中で田嶋の(裏に抜け出す)プレーは活きますし、田嶋自身もそれがわかっている中で、僕たちも”それを活かさないと”という思いでした。僕自身も後ろからのパスはストロングポイントだと思っているので、タジ、サスーン、オカに出していく回数を増やしつつ、もう少し決定力がつけば変わってくるのかなと思っています。





Q.リーグ後半戦への意気込みを。

自分自身もリガーレに入って半シーズンを過ごす中で、いろんなポジションをやらせてもらい、上手くいったり、いかなかったりということも当然ありますが、もっと自分自身が結果を残さないといけないと思っています。そしてその個人の結果をチームの結果につなげて、盛り上げていければと思っています。

また、少しでも順位を上げれるように、自分自身にもプレッシャーをかけながら、楽しみながら、チーム一丸となり戦いたいと思います。

 

 

photographic by @oitam3

 

 

NEXT GAME

リーグ後半戦の初戦は”強敵”との戦い

 

写真引用:関東フットサルリーグ公式Facebook

関東フットサルリーグ1部 第11節
2019.10.05(土)
館山運動公園体育館 17:00キックオフ
vs ペスカドーラ町田アスピランチ

次節から関東リーグ1部は後半戦に突入。リガーレは千葉県の館山運動公園体育館にて、ペスカドーラ町田アスピランチと対戦する。

今シーズンのリガーレのオープニングゲームとなった前回対戦では、苦しい時間帯をしのいで3−1での勝利を掴み取った。”リガーレらしさ”を体現する試合で、勝ち点3の積み上げを狙いたいところだ。

会場の詳細は下記のリンクを参考に。

https://www.cue-net.or.jp/kouen/tateyama/annai/gymnasium.html

 

リガ犬の”勝手に”タイムアウト

 

Presentedby @ligaken

◎それいけ!関口くん 

前節、競り合うウォーミングアップでno10岡野選手の”肩透かし”を食らってしまったno30関口選手ですが、今節はリーグ戦が中断してお休み期間に入ると勘違いしてしまい、サポーター周辺から集中砲火を浴びていた模様。

 

◎アベンジャーズ(1) 

後半途中から出場し、最前線でゴリゴリの肉体を活かして2名の相手ソルジャーを振り切る”アベンジャーズ”っぷりを見せたno8菊地選手ですが、その数分後にピヴォ当ての落としがソフトすぎてあっさりカットされ、リベンジャーズされてしまった模様。

 

◎アベンジャーズ(2)

試合後、コメント取りの取材を受けていたno19森選手の背後を通り過ぎたno8菊池選手が、『俺の日は・・・近い。』と意味深な発言を残して過ぎ去っていった模様。

◎キャプ翼

no19森選手と、ファイルフォックスno15長尾選手のタッチライン際でのマッチアップが楽しそうで、互いに良い笑顔だったと一部関係筋の間で話題に。

 

◎オサム兄さん(1)

試合後、累積警告で次節出場停止となったno19オサム兄さんと、no.9キム・チョンドン選手が「次節のベンチ入り」を巡り言葉のバトルを繰り広げていた模様。

オサム兄さんが『お前は次の試合、上(観客席)かもしれない』と独特の言い回しで激励すると、『俺はオサムよりベンチで声を出している!』と、no9キム・チョンドン選手も精力的にアピール。

なお、その場に監督は不在だった模様。

 

◎オサム兄さん(2)

試合後、アイシング用の氷を運んでいたno19オサム兄さん(29)が、偶然遭遇した後輩のno12眞境名選手(25)へのアウトソーシングを試みるも失敗。

最終的には「歳が4つしか変わらないんで」という、眞境名選手の謎の主張を受け入れる形で共同作業で着地した模様。

それではまた次回お会いしましょう! 

 

  

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リガーレ東京トップチームが所属するSuperSports XEBIO 第21回関東フットサルリーグ1部 byPENALTY(関東フットサルリーグ1部)の試合レポートを中心に、リガーレ東京の「今」と「人」にフォーカスをあてた情報を発信していきます。

 

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