[ STORY ] リスタート

  • 2020-06-07
  • 2020-06-07
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6月1日より全カテゴリーで活動を再開した、東京を拠点に活動するフットサルクラブ、リガーレ東京(以下リガーレ)。

 

感染症予防の対策、利用施設のルールを遵守する形で、トップチームも今週から練習が再開された。 

 

 

 

オスカー監督の言葉

 

活動再開後、3回目となる練習を前に眞境名オスカー監督(以下オスカー監督)は選手たちを集めて語りかける。

 

ゴール前でただ”蹴っているだけ”はやめよう。トラップなのか、かわすのか、ダイレクトなのか。

(その時の状況に応じて)適切なプレーができるように、練習から試合・本番のイメージを意識して取り組みましょう。

 

 

 

ウォーミングアップはゴールキーパー(以下GK)とフィールドプレイヤー(以下FP)に分かれて実施。

 

GKはキャッチングや複数の動きを取り入れたセービングを中心としたアップを行い、FPはビブスで色分けされた選手ごとでルール付きのパスゲームから練習がスタート。

 

藤原選手(写真上)と塩選手(写真下)の両GK。その後の練習では体を張ったセービングを見せた。

  

 

強度の高い120分

 

ウォーミングアップ後は、適宜休憩を挟みながら、

・シュート練習(GKとの1対1+数的優位)

・自陣クリアランスからの攻守の確認

・実戦形式でのゲーム

という流れの3部構成メニュー。

 

2ヶ月ほどの自粛期間中は、オンラインでのフィジカルトレーニングを行っていたリガーレ。各選手のコンディションは3月のときから変わらない印象を受けるととともに、再開明け当初とは思えない練習の強度の高さも感じられた。

 

 

 

今シーズンの新加入選手たちも、それぞれの持ち味を垣間みせるプレーが光った。(上段:左から足立選手、田口選手、江本選手。下段:左から尻屋選手、大薗選手、岡﨑選手)

 

練習中に気になったシチュエーションでのプレーの選択肢、判断については、都度オスカー監督がレクチャーしている姿が印象的だった。

  

LIGA VOICE

No.21 藤原立弥 選手

Q.現時点のコンディションは?

悪くないですが、まだまだ上げれると思っています。

しばらく練習がなかった中で出来る限りのトレーニングはやっていたのですが、運動の強度や、キーパーの特有の動きやボールを受ける感覚はどうしても鈍ってしまうところがあり、再開後の練習では少し戸惑いました。

Q.今年の自身のテーマや取り組みがあれば教えて下さい。

”運動の強度と体の機能(使い方)”を意識しています。特に昨シーズンの後半は、練習に臨む上での準備だったり、どういう動き方ができるのか自分自身と向き合って取り組んでいたのですが、その結果が少しずつ現れている実感がありました。今シーズンもその点を継続し、意識して取り組んでいます。

あとはシュートに対してのポジショニングに関しても、もっと改善しなければならないと感じているので、その点にも意識を置きつつ、身体で止めれるようにしていきたいと思います。

Q.今シーズンの意気込みを教えて下さい。

長くリガーレでプレーをしている中で、チームの中での自分の立ち位置がはあまり変わっていないと感じています。ただその中でも、試合に出てもチームに貢献できるし、出ていなかったとしても(声を含めたサポートなどで)貢献できるGKであることを強く意識していて取り組んでいるので、チームの目標達成に1%でも多く貢献ができるように頑張りたいと思います。

No.19 大薗諒 選手

 

 

Q.入団の経緯を教えて下さい。

Fリーグの舞台を離れるという決意をしてから少し時間が経過していたのですが、フットサル自体を完全に辞めるイメージはなかったので、少し間をおいてからまた蹴りたいな…と考えていました。

そんな中で、リガーレには知り合いや元チームメイトが沢山いて連絡を取りあううちに、また蹴りたいという気持ちがだんだんと強くなっていきました。

とはいえ、自分としては心身両面での準備不足を感じていたこともあり、(不安もあわせて)来シーズンからという形で西野TDに電話で相談したところ、『今シーズンからやればいいじゃないか』と心強く、ありがたい後押しを頂き、最終的には入団を決めました。

Q.ご自身の持ち味を教えて下さい。

シュートです。これからは積極的にガツガツと打つというより、(これまでの経験を活かして)上手さを意識して”考えたシュート”を打ちたいなと思います。

Q.リガーレの印象は?

自分が人見知りなので結構不安でしたが…(笑)、チームのみんながやさしくしてくれています。もともとリガーレの印象はチームとして一体感があり、サポーターの方々も含めて素敵だなと思っていたので、そのイメージ通りでした。

Q.今シーズンの意気込みを教えて下さい。

自分のプレースタイル・役割はシンプルに”得点を取る”ことだと考えていますので、その点は特にこだわっていきたいです。

また、沢山のスポンサーの方、サポーターの皆さんに支えられている中で、選手としては結果でお返しできるのが一番だと思いますので、しっかりとプレーや姿勢から伝えられるように取り組んでいきたいと思います。


 

 

リガ犬の”勝手に”タイムアウト

 

Presented by @ligaken

 

 

◎踊る大藤原線

練習前からすでに汗だくのNo.21藤原選手は、インナー1枚のランニング姿でお台場方面に颯爽と向かったものの、レインボーブリッジは封鎖はできず普通に帰ってきた模様。

 

  

◎交換トレード

リガーレ11年目のNo.4サスーン選手と、新加入のNo.11田口選手の間で交換トレードが成立。なお、サスーン選手は”リガーレイズム”、田口選手は”NEO立ち”をそれぞれ提供する模様。

※NEO立ち…田口選手の元所属チーム・NEOのチーム集合写真の撮影手法

  

◎敏腕マネージャー

練習後のコメント撮りに関して意見を求められたリガーレ不動のマネージャー新井ちゃんは、『三密に気をつけなね』と、今回もピッチ外でのマネジメントも完璧にこなしていた模様。

 

◎謎の意気込み

練習後、No.5田嶋選手、No.9木村選手の両名は『今年は(勝手に)タイムアウトで躍動したい』と、プレー以外の意気込みを勝手に残して練習会場をあとにした模様。

 

◎世界のTJ

今シーズンもリガーレ東京サテライトでプレーする”世界のTJ”こと武田選手ですが、『困るな〜、今日俺の取材でしょ?』とビックマウスを披露した3分後に受付から呼び出しを食らっていた模様。

 

 

  

 

それではまた次回お会いしましょう!  

  

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