[ STORY ] リガーレの現在地

  • 2020-06-15
  • 2020-06-15
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6月より活動を再開した、東京を拠点に活動するフットサルクラブ、リガーレ東京(以下リガーレ)。

 

今回は練習の模様を写真中心にレポート。

また、監督、コーチ、スタッフのそれぞれの視点から見た”リガーレの現在地”を伺った。

 

 

 

 

活気づく練習

 

朝早い時間からの練習。各自が各々のコンディションや身体の状態を確かめつつ、リラックスしたムードから練習がスタート。

 

練習メニューは、先週のレポートと同様の構成。

 

・ストレッチ

・GK/FP別れてのウォーミングアップ

・シュート練習

・GKの自陣クリアランスからの攻守の確認

・実戦形式でのゲーム

 

各選手おのおのが集中したプレーを見せ、休憩中は活発にコミュニケーションをしている姿が印象的だった。

 

 

 

 

 

リガーレの現在地

 

リガーレはどこに向かうのか。

そしていまの”リガーレの現在地”はどこなのか――。

 

トップチームのスタッフ陣から現在のチームの印象など”リガーレの現在地”、そして今シーズンにかける想いなどを伺った。

 

眞境名オスカー監督

 

 

Q.監督から見た今のチームの状態は?

シーズン開始直後から亮コーチ(内部亮 コンディショニングトレーナー)にフィジカル面のトレーニングをお任せし、活動自粛の2ヶ月間もオンラインでトレーニングをしてきたので、(負傷中の選手もいますが)コンディション的には徐々に上がってきています。

今の練習はまだディフェンスとカウンターが中心ですが、一人ひとりの選手のポテンシャルを見ながら、開幕戦までに(チームとして)80%の状態までいけるのではないかと考えています。残りの20%は(実戦を通じて)シーズン中に合わせていくイメージです。

 

Q.今取り組まれている練習のテーマを教えて下さい。

亮コーチにお願いして基礎的な体力を作りつつ、前プレ(※前線からのプレッシング)とボールポゼッションの2点に取り組んでいます。

 

Q.今年の目標を教えて下さい。

(他のチームも同じと思いますが)まずは関東リーグで上位、そしてタイトルを取りたいです。それが地域CLなど全国大会にもつながると考えています。

”私がいるから”ではなく、みんなの力で。ベテランの選手たちの経験に若い選手の力がプラスアルファで加わったチームで勝ちたいです。

 

Q.指導する上で大切にしていることは? 

いまのフットサル界では”新しいコト”(戦術・速さなど)が色々ありますが、新加入や若い選手も多い中でチームを作る上で一つ忘れてはいけないのが、フェイント、ワンツー、パラレラ、ジャゴナウといったフットサルとしての基本的な動きと、シンプルに2人のコンビネーションを高めて、信頼関係を築いていくことです。(試合の状況に応じて)それらのプレーの選択が出来るようになってから、”新しいコト”を取り入れたいです。

(私自身も)”新しいコト”は好きですが、チーム作りには順番があります。

ですので練習を見てもらえるとわかりますが、ベテランの選手に緊張することなく若い選手がコミュニケーションを取れるように、(教える・教わる)目線を上げて練習取り組んでもらえるようシーズン当初から伝えています。 

 

 

 

 

西野宏太郎コーチ

 

 

Q.西野コーチから見た今のチームの印象は? 

まだ遠慮している選手も多いのかなという印象です。監督が変わり、選手も多くの選手が入れ替わったので、まだまだこれからです。

選手達が創り出す雰囲気はフレッシュに感じるのでこれからどうなっていくかが楽しみですね。

 

Q.監督とコーチの違い、意識している点があれば教えて下さい。

成長しながらチームを支えていきたいです。

おそらく自分はコーチという立場は初めての経験になります。そういった意味でも自分もまだまだです。

同じチームの監督からコーチということで少し難しい部分もありますが、監督、スタッフと協力して出過ぎず、そして出なさ過ぎずに頑張っていこうと思います。

オスカー監督とは、昔から親交はありました。コミュニケーションは問題ないと思うので、サポートしていきたいです。

Q.テクニカルダイレクターとして、リガーレ全体の今後のビジョンや取り組みたいことがあれば教えて下さい。

これも初めての経験です。下部組織、他カテゴリーを一つにまとめ、強化を図っていく立ち位置かと思います。

チーム、組織を強くしてそこを真剣に目指す子供達を育成していくということは、非常に難しく大変ですが、同時にやりがいを感じれる部分です。

現役なんて、やめられるか!って思っていましたがこの使命ならすっかりやめれました。

泥臭く、かっこ悪く、リガーレらしく

のコンセプトを守りながら、チームを強化し、選手を育成していきたい。

そして、クラブ全体がまとまれるように。

また東京、そして日本を代表するようなフットサルクラブにしていきたいです。

  

 

 

新井枝里 マネージャー 兼 栄養士

 

 

 

Q.新井マネージャーから見た、今のチームの印象は?

スタッフ陣でいうとコンディショニングのスタッフが加入し、西野さんが選手兼監督からテクニカルダイレクターに。そして監督も新しくなり、これまでと違った”チーム作り”を経験するのは私としても初めてですが、すべてが新しく新鮮で、良い経験になっています。

選手たちも若い選手たちが多くなったことによって、年上の選手達とうまく融合したときにリガーレのチーム力がより高まりそうだな…という印象です。

 

Q.マネージャー、栄養士として大切にしている事があれば教えて下さい。

どちらも共通して大事にしていることは、『チームや選手が一番に試合や練習に集中出来る環境を作ること』です。監督やコーチが見れない範囲をサポートしたり、選手がストレスを溜め込まないように普段から何でも話してもらえるような関係性を作れるようにコミュニケーションを心がけています。 

  

Q.今年の意気込みを教えて下さい。

チームとして目指す関東リーグ優勝、地域CLベスト4以上を実現に向けて、チーム一丸となってピッチの中・外で熱い試合をしてもらえる環境を作るべく頑張りたいと思います。

  

 

 

リガ犬の”勝手に”タイムアウト

 

Presented by @ligaken

 

 

◎キム&サスーン

意気揚々と練習会場に乗り込んだNo.9木村選手ですが、受付で基準値以上の体温が検出され、到着5分でNo.4サスーン選手に『駐車券だけおいて帰って』と自宅待機を命じられた模様。(なお、その後の再検温で基準値を下回り無事通過。)

 

 

◎虚偽報告

その後さらにチームの検温計で再計測した木村選手はそこでも基準値を下回ったものの、No.5田嶋計測員は『38.2℃です』と新井マネージャーに虚偽の報告を行った模様。

  

◎野球拳

ウォーミングアップのパスゲームで、『20本パスが通ったら(守備側は)1枚ずつ脱げ』と発破をかけたNo.3ボブ坂本選手ですが、結局誰も脱がず落胆していた様子。

 

◎おくすり案件

練習中に使えなくなったボールを手渡され『ごめんな。俺の強シューのせいで・・・』とボールに謝ったNo.5田嶋選手ですが、ご本人はこの日別メニューで一度もボールに触れていなかった模様。

 

◎米米クラブ

本日も身体一つだけでコートにIn the sky し、自身の代表的なナンバーでもある『浪漫飛行』を披露したNo.14米谷選手ですが、カップリング曲『ぶち抜かれたシーンはカットで』も不本意ながら緊急リリース。

 

◎前プレ

今シーズン背番号を変更したリガーレ東京レディースの木村選手に対し、変更理由を聞くため前プレをかけたNo.24相原選手ですが、逆に一人プレス回避された模様。

 

◎敏腕マネージャー

リガーレ不動のマネージャー新井ちゃんに手に書いてあるメモの内容を尋ねたNo.21藤原選手ですが、その文字が『ゴレイロの姿勢が悪い』だっため、シンプルに落胆していた模様。

  

それではまた次回お会いしましょう!  

 

   

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