12月27日(日)、第22回関東フットサルリーグ2020 powered by PENALTY 1部リーグ(以下関東リーグ)の最終節が開催され、リガーレ東京(以下リガーレ)は、駒沢オリンピック公園総合運動場体育館(東京)にて、カフリンガ東久留米(以下カフリンガ)と対戦した。
(※以下選手敬称略)
怒涛の4ゴール
2勝2分3敗で迎えた今シーズンの関東リーグ最終節。
この試合、オスカー監督はこれまで固定してきた先発メンバーの組み合わせに変化を加えた5人をコートに送り出した。
アラの位置にはキャプテンのNo.4碓井と、運動量豊富なNo.5田嶋。No.24相原がフィールドプレイヤー(以下FP)最後尾からゲームを引き締めつつ、No.30関口が前線を牽引。GKはNo.21藤原がゴールマウスを守る。
試合は序盤から動く。
前半1分、相原からの縦パスを敵陣左サイドの奥深くで受けた碓井が、相手GKを見ながら冷静にゴール中央へパスを送ると、スペースに走り込んだ関口が押し込んでリガーレが先制。
さらに前半3分、敵陣右サイドのフリーキックの”チョンドン”を木村が豪快に蹴り込んでリードを2点に広げた。
リガーレが迎えた最初のピンチは前半4分。柔らかな縦パスから抜け出されて1対1の場面を作られるが、GK藤原が体でブロック。
ピンチをしのいだリガーレは、前半5分にNo.23高橋のショートカウンターからNo.14米谷が左サイドを突破し、ゴール前に入れた低めのクロスが相手のオウンゴールを誘って3−0。
前半8分には、敵陣右サイドの深い位置で木村の”チョンドン”から、GKが弾いたボールをNo.10尻屋が押し込み4−0とリードを広げる。
その後も3つのセットを使いながら、前からのプレスとセットプレイで流れを引き寄せるリガーレ。
その後終盤に1点を返されたものの、3点リードで前半を折り返した。
最終戦の笛
前半同様に前からのプレスでリズムを掴んだリガーレは後半3分、右サイドでのキックインを起点に碓井が左足で対角のスペースに絶妙なパスを送ると、走り込んだ関口がゴール前へダイレクトで折り返し。
相手GKとディフェンスの間に落ちる絶妙なお膳立てを受け、ゴール前に走り込んだ相原が、ゴール右隅へ流し込み5−1とする。
その後、連続失点で2点を返されて5−3と迫られるが、後半10分には敵陣ペナルティエリア(以下PA)手前でパスを受けたNo.11田口が相手ディフェンスのタイミングを外して強烈なシュートを放つと、GKが弾いたボールを木村が豪快に蹴り込んで6−3。
終盤は相手に押し込まれる展開となる中、後半残り4分には自陣PA中央で決定的な場面を作られるが、後半からゴールマウスを守ったNo.40塩が好セーブで決定機を防ぐ。
その後、終盤にカウンターから1点を返されたリガーレだったが、それ以降は得点を許さず、2点のリードを保ったまま、リーグ最終戦の笛を聞いた。
チームの将来、自分の将来
2020シーズンの関東リーグのラストゲーム。
今日の試合の振り返りと各セットに関して眞境名オスカー監督が語りかけたあと、西野宏太郎テクニカルダイレクターが語りかける。
お疲れさまです。
(今日は)素晴らしい試合だったと思います。
この1年を振り返ると、「(チーム一丸となって)みんなでまとまる」というのがコロナの状況もあった中で難しかったシーズンだった。
その中でも、現状でできる範囲で(リーグ戦の)最後の試合でまとまることができたんじゃないかなと思います。
次は、関東大会。
ここからは良い意味でリーグの成績も関係なく、(カテゴリーの)上と下も関係なく、一発勝負の戦い。
一試合一試合まとまって戦うことが、チームの将来と自分の将来につながるので頑張っていきましょう。
今シーズンの関東リーグを3勝2分3敗で終えたリガーレ。
しかしシーズンはまだ終わっていない。全日本選手権関東大会に向けて、短いオフを挟み、チームはさらに歩みを進める。
リガ犬の”勝手に”タイムアウト
Presented by @ligaken
◎10年ぶりのネタ
最終戦の試合前、着用するキーパーのユニフォームについてNo.23方面を中心に『今日はヴェルディで』『スキーウェアみたいなやつ』『いやマリノスで』となどの意見が飛びかい、都内在住の男性約2名が恐れおののいた模様。
◎北の岡から
試合前にやたら甘そうなパンをおほばっていたことを見つかってしまい、No.23、No.21、No.5方面から厳しい前プレを受けたNo.7岡崎選手は、『みるんじゃねえっ!まだ(パン)食べてるでしょうが!』と往年の名台詞を放ち、駒沢の空気を富良野に変えていた模様。
◎VAMOS!タジマさん
試合前、『今日の相手のユニフォームは赤・緑ですかね〜?』とサンタクロースカラーを予想したNo.5田嶋選手ですが、残念ながら2日ほど時代に乗り遅れており、周囲から1VAMOS!を獲得。
◎ディフェンスソルジャー
最終戦も裏方としてチームをバックアップするNo.3ボブ坂本選手ですが、試合前のマイボトルを回収する時のフレーズが完全に銀行強盗だった模様。
▼No.3 ボブ坂本選手
『早く出せ!出さないととどうなるかわかってるんだろうな!』
◎ストロングスタイル
往年の新日本プロレスを彷彿とさせる黒のショートタイツで、今にもリキラリアットを出しかねない風貌のまま試合前のケア待ちをしていたNo.40塩選手ですが、その風貌を見かねたNo.4サスーン選手は『とりあえず下履いとけ』とシンプルにお色直しを指示した模様。
◎闘将の血
ウォームアップエリアで壁当てをしようとしてNo.23方面から注意されたため、食い気味に理由を問い詰めた西野TDですが、ご本人は3m先にあった”壁当て禁止”の張り紙に全く気づいていなかった模様。
◎敏腕マネージャー
試合前の準備で慌ただしい中、『高橋さんいますか〜?』といいながら周辺を必死に探索した新井マネージャーですが、お目当ての人物は新井ちゃんの真後ろにて発見された模様。
◎うすいくん
試合後の体重計測で体脂肪率が7%だったNo.6尾方選手を発見したNo.4サスーン選手は、『やべー!お前エグザイルじゃん!』と勝手にテンションがRisingSunしていた模様。
◎二人の世界
試合前に一緒に備品を運んでいたリガーレの”マッスルツートップ”ことNo.8菊池、No.21藤原の両選手ですが、『距離が近い。濃厚接触になるから』と注意したNo.21藤原選手に対して、No.8菊池選手は無言でお尻をタッチするという二人にしかわからない世界を披露。
それではまた次回お会いしましょう!
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