東京を拠点に活動するフットサルクラブ、リガーレ東京(以下リガーレ)は東京都内の施設でトレーニングマッチを行った。
(※以下選手敬称略)
開幕を信じて
8月12日、延期されていた第22回関東フットサルリーグ2020 powered by PENALTY 1部リーグ(以下関東リーグ)の開幕と日程が発表された。
今後の世の中の状況によっては再び状況が動く可能性はあるものの、リガーレにとっては関東リーグの開幕を信じて、チームとしての完成度を高めて準備をすすめていきたいところ。
その中で今回のマルバ茨城FC(関東リーグ2部)とのトレーニングマッチは、再設定された”はじまりの日”を意識して進んでいく一戦となった。
シーソーゲーム
トレーニングマッチの1本目は最序盤から動く。
敵陣右サイド、碓井からのキックインのパスを受けたNo.14米谷が、相手のディフェンダーと入れ替わる巧みなトラップでかわしてGKと1対1の場面を作り出すと、冷静にコースを狙ったシュートを流し込んで先制点を奪う。
しかしその後、自陣で押し込まれ相手に前からのプレスをかけられると、ゴール前のパスミスをカットされてフリーでのシュートを許し1−1。
その直後のリガーレは、右サイドのNo.4碓井を起点にNo.19大薗、米谷の連携でネットを揺らして2-1とするが、マルバの左サイドからの鋭いシュートでゴールを許して2−2と同点に追いつかれる。
その後、試合の均衡を破ったのはリガーレ。
No.24相原からのパスをペナルティエリア(以下PA)中央で受けたNo.18足立が、自らシュートを打たずにファーポストのNo.8菊地へパスを送ると、菊地が滑り込みながらふわりとした”ファー詰め”のシュートを決めて3−2とすると、その後もNo.9木村、No.11田口、No.23高橋、大薗、碓井などのゴールで9得点。9−4でトレーニングマッチを終えた。
キャプテンの言葉
今日は失点と簡単なミスが多かった。また、前からプレスをかけるか、一旦引いてディフェンスをするかの判断の精度も高めていこう。
そして試合では、普段やっている選手の組み合わせも含めて、セットが変わるかもしれないので、選手同士でもっとコミュニケーションをとりましょう。
眞境名オスカー監督の試合への振り返りのあと、キャプテンの碓井がチーム全体に声をかけた。
ミスが起こった瞬間、まだプレーは続いている。その(原因となった)選手に何かを言ってもその状況は変わらない。
まずはそのミスを一人ひとり、そしてチームでカバーして助けあって、ベンチに戻った後に、修正すべきところを言い合おう。
それは、どんな競技にも共通する、
普遍的だが難しい、目指すべき”チーム”の姿を目指した言葉のように感じられた。
先のことはわからない。
ただ、来たるべき”はじまりの日”に向けて、チームはその理想とする姿をまといながら、歩みを一歩一歩進めていく。
リガ犬の”勝手に”タイムアウト
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◎交渉決裂
試合前、マルバの馬場選手に『ドリブルとシュート禁止』という斬新なソリューションを提案したNo.23 C選手ですが、残念ながら交渉は3秒で決裂した模様。
◎ボディーガード(1)
試合前、強烈な日差しが照りつける駐車場からNo.18 プリンス足立の会場入りを護衛していたNo.15江本選手ですが、No.14米谷選手から指摘のあった『日傘』を用意できていなかったためその職を解任された模様。
◎ボディーガード(2)
試合後、No.18プリンス足立のお腹に軽めのジャブを3発入れることに成功したNo.8菊池選手ですが、すぐさま隣にいたサテライトの岡崎選手からエルボーを3発食らい現行犯で取り押さえられた模様。
◎米米クラブ
本日も先制点を含む”浪漫飛行”で軽快なパフォーマンスを見せたNo.14米谷選手ですが、試合後のアンコールでは『塩がゾノの言うことに全く反応しない』という理由から、新曲 ”SHIO ZONO WAR” を初披露。
◎KEN AIHARA
今日も攻守で試合をデザインしたNo.24相原選手ですが、最近は ”ショーシャンクの空に”スタイルで ベランダで日焼けをデザインしていることが判明。
◎Cの巨塔
江東区有明にて定期回診を行っていたリガーレ東京大学付属病院のNo.23 高橋教授は、この日普段より滑舌が悪かったNo.11田口選手に対し、『塩の車に乗ると滑舌が悪くなる”後天性塩対応症候群”』と認定。本人に経過観察を推奨した模様。
◎フリースタイルダンジョン
試合後に腰のケアを受けていた大薗選手を発見し『ゾノ怪我したの!?ほんと残念だわ!』とガッツポーズで独特の激励を繰り出したNo.9木村選手ですが、『2点も取って調子悪そうじゃん、無理すんなよ!』とさらに上を行くパンチラインをお返しされた模様。
◎大人の階段
大内トレーナーから腰の違和感を『おじさんの疲労』と結論づけられた大薗選手は『俺、24なんですけど、、、』とシンプルにテンションが下がっていた模様。
◎反町直輝
激痛に耐えつつ内部コーチからの肩のケアを受けていたNo.15江本選手ですが、その表情が言いたいことも言えないリアクションだったと一部関係筋で話題に。
◎関の不時着
試合後、内部コーチから”トレーニングをしよう”とメッセージ付きのインサイドパスを送られたNo.30関口選手ですが、猛禽類顔負けのジャンプでこれをスルーし着地点を誤った模様。
それではまた次回お会いしましょう!
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